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砕氷船「エヴゲニー・プリマコフ」号、ロシア連邦国旗が挙がる

サンクトペテルブルク市のアングリイスカヤ川辺にて、砕氷船「エヴゲニー・プリマコフ」号の命名式が執り行われた。

式には連邦政府副首相ドミトリー・ロゴージン氏、公開株式社団SOVKOMFLOT代表取締役のセルゲイ・フランク氏、ロシア連邦交通副大臣であり、連邦水上交通庁長官であるヴィクトル・オレルスキィ氏、ロシア連邦商工会議所会長セルゲイ・カトゥィリン氏、国際貿易センター代表取締役のウラジーミル・ストラシコ氏、エヴゲニー・プリマコフ氏の遺族らが参加した。

ロゴージン氏はロシア連邦政府首相ドミトリー・メドヴェージェフ氏からの祝辞を読み上げた。「今日、SOVKOMFLOT社の新しい砕氷船は名前を授けられます。その名は我が国の著名な官僚・政治家・科学者・外交官であったプリマコフE.M.氏の名であることは、大変象徴的なことでもあります。プリマコフ氏は母国ロシアのために多くのことを成し遂げた偉大な人物です。この命名は、彼の記憶に捧げるものでもあるでしょう」と、首相は述べた。

政府副首相も、式典にてロシア国旗が挙げられる際に、「この砕氷船は今後厳しい環境や状況を沢山乗り越えていくことになります。それこそプリマコフ氏の性格を象徴しています。一般的な船は彼の名を授かることに及ばないでしょう。」と述べた。

プリマコフ氏の妻プリマコワI.B.氏は、砕氷船の船長に10巻の同氏著作集を贈った。

「エヴゲニー・プリマコフ」号は、最新の設備を持つ多目的砕氷船であるが、主に海上資源開発プラットフォームの活動を支えることが主な任務になる。公開株式社団SOVKOMFLOTは、この砕氷船の造船をオホーツク海のサハリン2事業のために発注したのである。

「エヴゲニー・プリマコフ」号の技術仕様は、同船級の船中の中で最高水準のもの。極東海域(オホーツク海)の航行が難しい環境での運用もできる設計である。船体の特殊な構造と設備によって、海面凍結期間においても海上石油プラットフォーム・ガスプラットフォーム活動の安全を支えることが可能。氷丘脈の出現防止や、プラットフォームに付着した氷を落とすことなど、「エヴゲニー・プリマコフ」号は多様な作業が行うことができる。

砕氷船は通年の航行も可能で、長期間に渡って緊急救助と異常事態対応のための海上待機ができる。必要な場合には水中技術作業・修理作業を行うこともできる。

2機のアジポッド推進装置(合計推進量 13 MW)は船体の機動性を向上させ、砕氷船が20cmまでの積雪がある厚さ1,5メートルまでの海氷を進むことを可能にする。

ロシア連邦商工会議所 報道部

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